実鳥森の少年の初恋
「この実鳥森は、自然がいっぱい残っているからね^^
僕も大好きで、いつもここで遊ぶんだ」
ジンも嬉しそうです。

「あっちにもきれいな葉っぱがあるわ」
マイは、走ります。

それから、ふたりでいっしょにどんぐりを拾ったり
きれいな色の落ち葉を集めています。

(楽しそうだな。ジン、良かったな)
ペリドが、声をかけます。

「うん、ペリド、ありがとう」

「いつもの森じゃないみたいに
きれいな気がするよ」

(そうだな。俺がちょっと木に声をかけたのさ)

「ペリド、すごいわ。魔法ね?」

(まぁ、そんなところかな)
照れているペリドです。

・・・・

・・・・

夕焼け空が広がってきてそろそろ帰る時間です。
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