実鳥森の少年の初恋
「え、じゃあ、マイにもばれたかな」
(それはどうだかな?マイもジンに感謝していたから
今は、それでいいんじゃないか?この町にきて出来た
初めての友達だからな)
「そうだね。友達だからね。よし、がんばる」
ジンは、力強く言います。
(思いが届くといいな。ただ、森の精人の血が
半分混じっていることは、まだ言わないほうがいいかもな。
マイは理解してくれるかもしれないけれど
会ったばかりで半分人間じゃないってなると、怖がるかもしれないし。
まぁ、ばれないようにしたほうがいいさ)
「言わないよ。うん、僕も知らなかったし
魔法も使えないし、ほぼ人間だからね。
ペンダントがなくてもペリドと話せることくらいさ」
(いや、復元魔法が使えるだろ。あの手袋で)
ペリドが言います。
「え?あれは、父さんがくれた森の精人界の
魔法の手袋だからじゃないの?」
(もちろん森の精人界の手袋だけど
他の精人や人間が持っても、何も起こらないんだ。
ジン、君の魔法能力の実現を加速してくれる
ツールが、あの緑の手袋さ。だからジンのものなんだよ)
「そうだったんだ・・・・
・・・・
・・・・
そのうち手袋も
マイにも見せようと思っていたのに。
・・・
じゃあ、内緒にしておくよ」
少し元気がなくなるジンです。
(まぁ、今まで思っていたみたいに
不思議な手袋だって言えば見せてもいいかもな。
気にしすぎるなよ)
「うん」少し思い直すジンです。
(それはどうだかな?マイもジンに感謝していたから
今は、それでいいんじゃないか?この町にきて出来た
初めての友達だからな)
「そうだね。友達だからね。よし、がんばる」
ジンは、力強く言います。
(思いが届くといいな。ただ、森の精人の血が
半分混じっていることは、まだ言わないほうがいいかもな。
マイは理解してくれるかもしれないけれど
会ったばかりで半分人間じゃないってなると、怖がるかもしれないし。
まぁ、ばれないようにしたほうがいいさ)
「言わないよ。うん、僕も知らなかったし
魔法も使えないし、ほぼ人間だからね。
ペンダントがなくてもペリドと話せることくらいさ」
(いや、復元魔法が使えるだろ。あの手袋で)
ペリドが言います。
「え?あれは、父さんがくれた森の精人界の
魔法の手袋だからじゃないの?」
(もちろん森の精人界の手袋だけど
他の精人や人間が持っても、何も起こらないんだ。
ジン、君の魔法能力の実現を加速してくれる
ツールが、あの緑の手袋さ。だからジンのものなんだよ)
「そうだったんだ・・・・
・・・・
・・・・
そのうち手袋も
マイにも見せようと思っていたのに。
・・・
じゃあ、内緒にしておくよ」
少し元気がなくなるジンです。
(まぁ、今まで思っていたみたいに
不思議な手袋だって言えば見せてもいいかもな。
気にしすぎるなよ)
「うん」少し思い直すジンです。