実鳥森の少年の初恋
クラスメイト
次の日の朝、登校したジンは
マイの姿を見つけて駆け寄ります。
「おはよう」
「ジン、おはよう」
マイも嬉しそうです。
「きのうは、楽しかったわね。
また、いろいろ案内してね」
「うん、今日は、図書館に案内しようか?
学校の図書室より大きくて本がいっぱいあるよ」
「図書館もあるのね?行きたいわ」
「じゃあ、放課後に」
もっと話そうとしていましたが
クラスメイトが続々とやってきたので
そのままになりました。
でも、ジンは、今日もマイといっしょだと
思うと、うれしくて顔がにやけていました。
それを見たクラスメイトのノブが
「ジン、なんか、いいことあったのか?」
聞いてきます。
「いや、別に」
「そういえば、お前、きのう
転校生のあの子といっしょに帰っていたよな?」
遠くに見えるマイを指差して聞きます。
「あぁ、偶然、方角がいっしょだからさ・・」
案内したことを話すと、ノブがいっしょに
きたがると思ってごまかしていると
「ふ~~ん、まあ、いいや。
そうだ、今日、俺んちにこないか。
新しいゲーム、買ってもらったから。
いっしょに遊ぼうぜ」
「いや、今日は、用事があるんだ」
「そうか、じゃあ、また今度な」
ノブは、少し残念そうにしながら
別の友人に同じように声をかけています。
マイの姿を見つけて駆け寄ります。
「おはよう」
「ジン、おはよう」
マイも嬉しそうです。
「きのうは、楽しかったわね。
また、いろいろ案内してね」
「うん、今日は、図書館に案内しようか?
学校の図書室より大きくて本がいっぱいあるよ」
「図書館もあるのね?行きたいわ」
「じゃあ、放課後に」
もっと話そうとしていましたが
クラスメイトが続々とやってきたので
そのままになりました。
でも、ジンは、今日もマイといっしょだと
思うと、うれしくて顔がにやけていました。
それを見たクラスメイトのノブが
「ジン、なんか、いいことあったのか?」
聞いてきます。
「いや、別に」
「そういえば、お前、きのう
転校生のあの子といっしょに帰っていたよな?」
遠くに見えるマイを指差して聞きます。
「あぁ、偶然、方角がいっしょだからさ・・」
案内したことを話すと、ノブがいっしょに
きたがると思ってごまかしていると
「ふ~~ん、まあ、いいや。
そうだ、今日、俺んちにこないか。
新しいゲーム、買ってもらったから。
いっしょに遊ぼうぜ」
「いや、今日は、用事があるんだ」
「そうか、じゃあ、また今度な」
ノブは、少し残念そうにしながら
別の友人に同じように声をかけています。