実鳥森の少年の初恋
「ジン、お花を買いにきたの?」
「うん、お花はついでだよ。マイに会いたかったから」
思わず本音を言うジンです。
マイは、聞きながら、頬と耳が真っ赤です。
「久しぶりだよね」
「うん」
「お花選ぶの手伝うよ」
「うん」
ふたりで仲良くお店に戻ります。
花を選ぼうとしていると・・
すぐにお客さんがきて
電話で頼んでおいた花束を
もらって帰ります。
それからどんどんお客さんがきて
ふたりで必死で応対して
やっと一息ついたころには夜8時過ぎていました。
片付けながらシャッターを下ろして
ほっとして店の奥の部屋に行きます。
「お客さん、多かったね。
ジン君が手伝いにきてくれて助かった。
ありがとう」
「うん、僕も役立ったかな」
「お花、選ぶ?」
「少し休憩してから選ぶよ」
「いつもこんなにお客さんが多いの?」
「ううん、今日は少ないはずだったの
びっくりしたよ」
「そうか・・そういえばさ、また森に遊びに行こうよ」
「うん、行きたい。ペリドは元気?」
「あぁ、すっかり森の主みたいになってるよ。
少し太ったみたいだよ。木の実の食べ過ぎかも」
ペリドの様子を思い出しながらジンが言います。
「あさっての土曜日は空いてる?」
「うん、空いてるよ」
「じゃあ、土曜日の朝から迎えに行くよ」
「ありがとう。楽しみだな」
マイが幸せそうにほほえみます。
そして、ジンのことが好きなんだと自覚するマイでした。
ジンも、マイを見ながら可愛いなと
思っていました。そうだ、今
好きだと言っておこう。
他の男子に目を向けないでほしいから
そう思って
「マイ、あのさ、僕は、その、君のことが・・・」
ジンに見つめられて真っ赤な顔で
ドキドキしているマイです。
「うん、お花はついでだよ。マイに会いたかったから」
思わず本音を言うジンです。
マイは、聞きながら、頬と耳が真っ赤です。
「久しぶりだよね」
「うん」
「お花選ぶの手伝うよ」
「うん」
ふたりで仲良くお店に戻ります。
花を選ぼうとしていると・・
すぐにお客さんがきて
電話で頼んでおいた花束を
もらって帰ります。
それからどんどんお客さんがきて
ふたりで必死で応対して
やっと一息ついたころには夜8時過ぎていました。
片付けながらシャッターを下ろして
ほっとして店の奥の部屋に行きます。
「お客さん、多かったね。
ジン君が手伝いにきてくれて助かった。
ありがとう」
「うん、僕も役立ったかな」
「お花、選ぶ?」
「少し休憩してから選ぶよ」
「いつもこんなにお客さんが多いの?」
「ううん、今日は少ないはずだったの
びっくりしたよ」
「そうか・・そういえばさ、また森に遊びに行こうよ」
「うん、行きたい。ペリドは元気?」
「あぁ、すっかり森の主みたいになってるよ。
少し太ったみたいだよ。木の実の食べ過ぎかも」
ペリドの様子を思い出しながらジンが言います。
「あさっての土曜日は空いてる?」
「うん、空いてるよ」
「じゃあ、土曜日の朝から迎えに行くよ」
「ありがとう。楽しみだな」
マイが幸せそうにほほえみます。
そして、ジンのことが好きなんだと自覚するマイでした。
ジンも、マイを見ながら可愛いなと
思っていました。そうだ、今
好きだと言っておこう。
他の男子に目を向けないでほしいから
そう思って
「マイ、あのさ、僕は、その、君のことが・・・」
ジンに見つめられて真っ赤な顔で
ドキドキしているマイです。