続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
「...ソンミン遅いね。
電話してみる?」


サラッと流された!?

いいけど...、いいんだけど!

そんなこと言われても困るよね!

たしかにソンミンも近所のスーパーに買い出しに行っただけにしては遅い。

ラーメンに苦戦していたら、あれから一時間もたっていて、とっくに帰ってきてもいいはずなのに。

何かあったのかもしれないし、電話をかけるように促した。



「...うん、分かった。
今から二人で出かけてくるから。
もうすぐシューインも帰ってくるだろうし、後はよろしく。」


ソンミンの声は聞こえなかったから内容は分からないけど、今から出かけるって何言ってるの!?

私たちと一緒に過ごすのが何よりの幸せって言ったのに!

やっぱり元カノのところに...?



「誰と出かけるの!?
クリスマスパーティーは?
ソンミンは?」
< 169 / 301 >

この作品をシェア

pagetop