続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
カスミ視点
ペーターとの一件があってからも、私とソンミンはいまだ気まずい関係のまま。
仲直りするタイミングを逃した気がする。
このままじゃいけないのは分かっているけれど、機会をうかがってるうちに気まずくなってから一ヶ月も過ぎてしまった。
そして今日、ついにしびれを切らしたのかリーダーからいつもの台湾料理の店に呼び出されてしまった。
気が重いけど行かないわけにもいかない。
「俺がどうして呼び出したか分かってるよね?」
分かりませんと見えすいた嘘をついたら、分かってるくせにと呆れたように笑われた。
この重い空気に耐えられなくなって、北京ダックを切り分けるのに集中している振りをする。
「ソンミンとはもう話したんだけど。
兄さんだって個人の恋愛に口出ししたくないんだよ?
だからお前たちが自分で解決するのをずっと待ってたんだけどなー。
...もう黙っていられないよ。」
「ソンミンは何か言ってました?」
「気になるなら自分で聞きなよ。」
兄さんからは教えてもらえそうにもない。
ソンミンがどう思ってるのか直接聞けたら、こんな状況にはなってないよ!
ペーターとの一件があってからも、私とソンミンはいまだ気まずい関係のまま。
仲直りするタイミングを逃した気がする。
このままじゃいけないのは分かっているけれど、機会をうかがってるうちに気まずくなってから一ヶ月も過ぎてしまった。
そして今日、ついにしびれを切らしたのかリーダーからいつもの台湾料理の店に呼び出されてしまった。
気が重いけど行かないわけにもいかない。
「俺がどうして呼び出したか分かってるよね?」
分かりませんと見えすいた嘘をついたら、分かってるくせにと呆れたように笑われた。
この重い空気に耐えられなくなって、北京ダックを切り分けるのに集中している振りをする。
「ソンミンとはもう話したんだけど。
兄さんだって個人の恋愛に口出ししたくないんだよ?
だからお前たちが自分で解決するのをずっと待ってたんだけどなー。
...もう黙っていられないよ。」
「ソンミンは何か言ってました?」
「気になるなら自分で聞きなよ。」
兄さんからは教えてもらえそうにもない。
ソンミンがどう思ってるのか直接聞けたら、こんな状況にはなってないよ!