続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
...せっかくソンミンが誘ってくれたのに、断ってどうするの!

先伸ばしにしてたって、いつまでたっても言えるわけない。

それどころか時間が経ったら、余計に言えなくなるだけ。


本当にこのままでいいの?

ペーターや兄さんにあれだけ励まされたのに、私は結局何も変われないの?

二人だけじゃなくて他のメンバーも温かく見守ってくれているのに。

タイミングがなかったんじゃなくて、私がタイミングを作らなかった。

世間の目やこれからの関係性なんて、全部言い訳だ。

メンバーが付き合ったぐらいでダメになるような関係なら、最初からそれまでのもろい関係だったってこと。

私に今必要なのはメンバーに遠慮することでも、先のことを心配することでもない。

前に進む勇気を、傷ついても立ち上がれる勇気をもつことだ。

ペーターと手遅れにならないようにがんばるって約束したんだから...!

たとえダメになったとしても、メンバーに迷惑かけたとしても、ここで諦めたら、私はきっと一生自分のことが許せない。
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