続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
そして迎えた翌日。
たった一日だけの、二周年記念だというのに、スケジュールや会場の関係で、いつもより短い一時間のライブの前に。
メンバーを集めて。
「今日のライブはみんな不安でいっぱいだと思う。
スケジュールの都合で、今回は全員揃って練習する時間もほとんどとれなかった。
......また、それぞれ思うところはあると思うけど、今だけは忘れてほしい。
きてくれたファンの方に失礼のないように最高のステージにしよう。
それから、ライブが終わってから渡したいものと聞いてほしいことがある」
一人一人の顔を見ながら、ステージに立つ前最後の気合いを入れた。
いつもライブの時は少しアレンジを入れるけど、今回はまともな練習時間がとれなかったから、歌もダンスの振り付けもいつもと同じ。
一時間だから、曲数も少ない。
それでも少しでも記憶に残るように最高のステージに。
どれだけ確執やわだかまりがあっても、きっとみんなその気持ちだけは同じだ。
たった一日だけの、二周年記念だというのに、スケジュールや会場の関係で、いつもより短い一時間のライブの前に。
メンバーを集めて。
「今日のライブはみんな不安でいっぱいだと思う。
スケジュールの都合で、今回は全員揃って練習する時間もほとんどとれなかった。
......また、それぞれ思うところはあると思うけど、今だけは忘れてほしい。
きてくれたファンの方に失礼のないように最高のステージにしよう。
それから、ライブが終わってから渡したいものと聞いてほしいことがある」
一人一人の顔を見ながら、ステージに立つ前最後の気合いを入れた。
いつもライブの時は少しアレンジを入れるけど、今回はまともな練習時間がとれなかったから、歌もダンスの振り付けもいつもと同じ。
一時間だから、曲数も少ない。
それでも少しでも記憶に残るように最高のステージに。
どれだけ確執やわだかまりがあっても、きっとみんなその気持ちだけは同じだ。