続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
それでも往生際が悪く、俺に迷惑がかかるとか、好みが違うとか、必死に拒否しているけど、今さら拒否したって遅い。
好みのタイプも何も、それで自分で選んで変な男と付き合ってたんじゃないか。
少なくとも姉さんよりは男を見る目はあるはずだ。
そんなものあったって嬉しくないけど。
確かに面倒ではあるけれど、このまま放っておいたら、さらに面倒なことになるだろう。
なるべく被害は最小限にとどめたい。
「何言ってるんですか?
あなたに断る権利なんてありません。
誰のせいで、俺の貴重なオフが潰れたと思ってるんですか?」
こうして、俺の、俺による、サキ姉のための教育的指導が始まったのだった。
好みのタイプも何も、それで自分で選んで変な男と付き合ってたんじゃないか。
少なくとも姉さんよりは男を見る目はあるはずだ。
そんなものあったって嬉しくないけど。
確かに面倒ではあるけれど、このまま放っておいたら、さらに面倒なことになるだろう。
なるべく被害は最小限にとどめたい。
「何言ってるんですか?
あなたに断る権利なんてありません。
誰のせいで、俺の貴重なオフが潰れたと思ってるんですか?」
こうして、俺の、俺による、サキ姉のための教育的指導が始まったのだった。