続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
「まだ気持ちがあるのなら、俺は、別れたくない。」


「気持ちがあるから、好きだからもう別れたいの。
気持ちがないのはオッパの方でしょ?
もう疲れたんだよ。私じゃない他の誰かと幸せになって?」


他の誰かなんて、そんなの無責任だ。

いっそ気持ちがないのなら、思わせ振りなことを言わずに、はっきり振ってほしい。

俺が一緒に幸せになりたいのは他の誰でもない君で、俺が幸せにしたいと思うのも君だけなのに。


「俺はいつだって...、ユナを愛してきたよ。
他の誰かなんて、考えたこともない。」



< 9 / 301 >

この作品をシェア

pagetop