五分で恋におちました。
「美紗、着いたよ起きて。」


「ん~……無理、起きれない……。」


「しょうがないなぁ~。」


私は自分よりも大きい美紗の腕を肩に回し千鳥足の美紗を支えながらマンションに入り部屋まで送ることにした。


いくら細いっていってもさすがに重い……。


美紗を運んでる途中バックの中に入っている携帯電話が鳴りだした。


曲は私が大好きな歌手の恋愛ソングだ。


この曲が流れるってことは携帯を見なくても誰からの着信か分かる。


「優花、浩介君から電話だよ~ん。」


半分寝ながらそう言う美紗。


「いいの、後でかけなおすから。」


私は美紗をベットまで運び布団をかけた。


「美紗おやすみ。」


そう言って私は美紗の部屋を出て浩介に電話をした。





< 4 / 17 >

この作品をシェア

pagetop