あなたの体温で癒して・・
・・・

私は思わず、

孝明を後ろから抱きしめた。

「孝明、優しすぎ」

「そんなことないだろ?

今までオレは一人でやってきたことを、

美晴にもやってもらうんだから、

当然だと思うけど?」



「それが優しいっていうの。

他の男なら、絶対そんな事

言わなそうだし・・・」



「他の男はどうか知らないけど、

オレはそう言う考えだから、

美晴はそれでもい?」


「うん、もちろん。

孝明に負けないくらい、

美味しい料理、勉強しよ」


「なんだよ、それ?

美晴の料理はおいしいよ。

また、作ってな?」


「うん」
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