あなたの体温で癒して・・
・・・

家に帰ると、

電気一つついてない。

・・・

ある程度の電気をつけて、

オレは、寝室に直行した。

・・・

「美晴?」

小さな声で呟くと、

軽く手が上がるのが見えた。

・・・

近づき、

ベッドの腰を下ろしたオレは、

美晴のおでこに手を当てた。

・・・

「熱いな・・・

解熱剤は飲んだ?」


「・・ううん。

一歩も動きたくない・・」


「薬も飲んでないだろ?」

「・・・う・・ん」

「ちょっと、待ってろ」

オレはキッチンに向かった。
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