あなたの体温で癒して・・
・・・

ところが、

ベッド横にある椅子に、

座ってしまった。

・・・

そこに座っているのは誰?

・・・

私はそっちを向くことが

出来なかった。



「…美晴」


・・・

その声は、

毎日聞いている・・・

あの人の声。

・・・

でも、返事をすることが出来ず、

寝たふりをしていた。


「元カレの話し聞いた・・・

美晴・・・

オレには、美晴の支えになれないかな?

傷ついた美晴を、

支えてやりたい・・・

時間がかかってもいい。

オレは、美晴の彼氏になりたい」
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