あなたの体温で癒して・・
・・・

また、乱暴されるのではないかと、

怖くて怖くて・・・

「オレにそんな口、

聞いていいと思ってんの?」


「・・・」

亮の態度が激変した。


「お前はオレの遊び道具なんだから」


そう言って、

私の胸ぐらを掴むと、

殴りかかろうとした!!



・・・・?

あ・・れ?

何で殴られないの?

・・・

私はそっと片目を開けた。


「・・・せん・・せ?」

私の口から出た言葉。

・・・

何で、孝明先生がここに?

・・・

孝明先生は、殴ろうとした腕を、

片手で止めていた。
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