あなたの体温で癒して・・
・・・

美晴が無事に家に帰るか

心配だったオレは、

家まで美晴を送り届けた。

・・・

「じゃあ、また」

オレは微笑んでそう言った。


「先生」


「もう、先生じゃないだろ?」

そう言うと、

クスッと笑った美晴。


「…孝明・・・さん」


「何?」

恥ずかしそうに、

オレの名を呼んだ美晴が、

あまりに可愛くて、

髪の毛をクシャッとした。


「よかったら・・・

ご飯でも食べていきません?

・・・

あんまり上手じゃないけど」


「いいの?」
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