あなたの体温で癒して・・
・・・?!

孝明が笑った?!

何でそこで笑う?!

・・・

私はムッとして、

孝明を見つめた。


「ゴメン・・・

笑うつもりはなかったんだけど、

お姉さんっぽく振る舞う美晴が、

なんだか可愛くて・・・」


///

い、今のが可愛い?

なぜそんなことを思うのか、

私にはわからなかったけど、

そんな事を言われると、

自然と顔が赤くなる・・・



「もう、知らない!」


そう言って、

そっぽを向く・・・

孝明は慌てて私を抱き寄せる。


「ホント、ゴメン」

そう言って、

抱きしめる腕にさらに

力が入る。
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