あなたの体温で癒して・・
・・・

なかなか言葉を発しない孝明。

・・・

私は痺れを切らして、

立ち上がった。

・・・

「わかった」

突然そう言って、

立ち上がった私を抱き寄せた。


「・・孝明?」

「一緒に寝よ。

美晴を、ソファーなんかで、

寝かせられない」

そう言って微笑んだ。

・・・

私は壁側・・・

孝明は反対側。

・・・


「フフ・・

ちょっと、せまいね」


「一人用なんだからしょうがない。

でも・・」


「・・キャ」

ベッドの中で、私を抱き寄せた。
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