たったひとつの、ちいさな愛。



距離にして電車で10駅くらいの

中距離恋愛だった。


暇な時は会いに行った…

…いや、会いに行ってあげた。

会いたいわけじゃなかった。

「彼氏に会いに行くわたし」

そんな図が、好きだった。


やっぱりわたしは、最低だった。





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