”キレイ”な愛
ライナ相手だと、言っている側から2倍になって返ってきて、ぐうの音も出ないほど言い負かされるのだが。

ここに戻らなかった理由を綺樹の口から聞きたいのに。

涼は綺樹の髪に顔をうずめた。

自分が畳みかけ過ぎだっていうのもわかってる。

間を作って、言葉を誘い出さないと。

わかっているのに出来ない。
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