”キレイ”な愛
「ほら離れろよ。
 襲うぞ」

「うん」

「うんって」


綺樹のくちびるが口をふさいだ。

涼は一瞬目を見開いてから閉じた。

攻勢が逆になる。

綺樹の腰を引き寄せた。

頭の後ろに手を回し、逃さない。

そのまま綺樹を引きずるようにして、寝室へ連れ込んだ。
< 61 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop