”キレイ”な愛
「一緒に住む?」


驚いたのだろう。

固まって、目だけ上げた。

どうせ日本には1年ぐらいしかいない。

その位過ごせば飽きるだろう。


「当分、いつ休みが作れるかわからないし。
 平日は遅いんだ。
 だから。
 手っ取り早いだろ?」

綺樹はさらっと理由を言って、カップに口をつけながら軽く肩をすくめた。
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