”キレイ”な愛
7.
*
その日は深夜を過ぎても帰ってこなかった。
仕事にトラブルか発生したのかもしれない。
この間の文化祭の件もあり、物分りのいい男を演じて、電話をしないでいた。
でも流石に明け方近くなると不安になる。
接待で飲みすぎて、そういう方向に行ったのか。
いや、接待とは聞いていないし、接待になったら電話をくれる。
なんせ夕食に自分の好きのものをリクエストしていったのだから。
涼はリビングを10周してから、綺樹の携帯に電話をした。
出る気配はない。
綺樹の携帯は特殊だ。
その日は深夜を過ぎても帰ってこなかった。
仕事にトラブルか発生したのかもしれない。
この間の文化祭の件もあり、物分りのいい男を演じて、電話をしないでいた。
でも流石に明け方近くなると不安になる。
接待で飲みすぎて、そういう方向に行ったのか。
いや、接待とは聞いていないし、接待になったら電話をくれる。
なんせ夕食に自分の好きのものをリクエストしていったのだから。
涼はリビングを10周してから、綺樹の携帯に電話をした。
出る気配はない。
綺樹の携帯は特殊だ。