Lady in Love ~恋する乙女~
「……った!?………おいっ!!聞いてんのか??」
「……はっ!!ごめんなさい」
「はぁ…まぁいいや。もっかいやってごらん?」
バンッ……バンッ……バンッ……
「おっ!さっきの変な音なくなったな。後はテンポ!!」
「はいっ!!!師匠!!!」
綺麗な夕焼け空が見える。
幸樹はドリブルの練習にずっと付き合ってくれた。
「まぁ なんとか形になったな。見れるくらいまではできるようになったじゃん」
「ありがとう!!だいぶコツを掴むことができました」
「そりゃ良かった。じゃあ俺牛丼が良いな」
「牛丼??」
「今日の分」
なるほど……
今日のお礼におごれってことか。