Lady in Love ~恋する乙女~
女を家に上げるのは初めて。
来たいと言う女は多いけど 正直かなり面倒くさいと思っている。
でも 夏音は違った。
夏音と話していると 来週から昼の弁当を作ってくれることになった。
そんな約束一つで俺はめちゃめちゃ嬉しく思った。
俺が風呂に入ってから部屋へ戻ると 夏音はスヤスヤ寝ていた。
球技大会での疲れと酒のせいで熟睡しているようだった。
少し寝かせておいてやろうと ベッドまで運ぶ。
起きたら酔いも覚めているだろう。
そしたら家まで送ろう。
夏音をベッドに置くと その姿がまた可愛くて仕方なかった。
しかも 制服のスカートからは 長くはないが 細い足が見えている。
ヤバい……。
俺も男なんだな。
それよりもこの状況がマズいと思い 部屋を出て リビングのソファーで横になった。