Lady in Love ~恋する乙女~
以上
幸樹に腕を引っ張られて 路地裏に連れて来られた。
幸樹が怒ってる……
向かい合わせにされ 怖くなって抜け出そうとしたけど 幸樹の腕がそうさせてくれない。
片方は腰に回り 片方は頭の後ろに回っている。
怖い反面すごくドキドキしている。
「……幸樹……」
名前を呼ぶと幸樹の顔が近づいてきた。
咄嗟に目を瞑ると 唇が暖かい。
キスされてるんだ…
優しいけど激しいキス。
とろけるようなそれにより 私の力が抜けた。
その途端 幸樹の舌が侵入してきた。
私の物を探し当て 何度も何度も絡める。
気持ち良い深いキスに 自然とイヤらしい声が漏れていた。
「……あっ………ん………………っ…」