モノクロ〜彼と私と子供と〜
彼は悪阻に苦しむ私に優しく
トイレで苦しんでる私の背中をさすってくれたり飲み物や私が食べれそうな物を用意してくれたりした。
そんな彼に「ありが…とう…ゔぇー(汚)」と言うのが精一杯だったが優しさが嬉しかったし感謝した。
もちろん長女のお世話も良くしてくれていた。
一緒に買い物に行ってくれたり、散歩に行ってくれたり。
そんな彼に最初は懐かず泣いていた長女も懐き始め彼のことを自然と「パパ」と呼ぶようになった。
パパと呼ばれることが照れ臭いのかニヤニヤ笑って「何?」と長女に言ってはお腹をコチョコチョしていた。