恋祭 〜キミと見上げた空〜
恋祭 <過去>
季節は夏

そんな中のお祭り

浴衣を着ている少女と少年の姿があった

「舞。」

私・・・渥美舞は
耳が聞こえない
生まれつきの、病気だ
そして声も出ない
そんな私が

男友達でもあり、私の好きな人

そんな古村祐一に呼び出されて
恋祭の神社の境内にいる

{は・・・はい}

手話で受け答える

「俺・・・好きだ・・・舞のことが・・・好きだ」

・・・え?

ヤバい・・・嬉しい・・・

{本当・・・?}

また手話で聞いた

「こんなこと。うそなんかじゃ言わない」
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