恋祭 〜キミと見上げた空〜
私は
嬉しくて
やっぱり手が動かなかった

「あ・・・いきなり言っても困るよな〜・・・返事はいつもでもいいから」

そう言って
境内を出ていく

待って・・・

今回は・・・言わせて!

神様・・・
桜姫様・・・

私に勇気を・・・!

そんなことを願ったら
なんだか
勇気が出てきた気がした

そうしたら
私は走り出してた

そして
祐一に飛びつく

「うぉぉお!」

祐一はそんな声をあげて
私と一緒に
倒れた

「あぶねーだろ!」

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