恋祭 〜キミと見上げた空〜
{ご・・・ごめん・・・}

「いや・・・別に。気を付けろよ」

{う、うん・・・ねぇ、祐一。これ見て}

私が常に持ち歩いているノート

喫茶店とかで
頼むとき便利なんだ

その一枚のページに
"好き。大好き。祐一のことがスッゴク好き。だから付き合ってください"
と書いた

{見て!}

「お、おぅ・・・」

祐一はノートを手に取る
そして
ノートを読む

ノートを読んでいる祐一の顔が
赤くなる

私は
祐一の肩を叩いて

{わ、わかった?}


手話で聞く

「舞・・・ありがとう・・・」

祐一は顔が赤くなりながらも
笑って言ってくれた

{好き。大好き}

私は口を動かした

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