恋祭 〜キミと見上げた空〜
私は
嬉しくて
手が動かなかった

「あ・・・いきなり言っても困るよな〜・・・返事はいつもでもいいから」

そう言って
境内を出ていく

待って!
私は、祐一のことが好きなんだよ
待ってよ!

そう
言いたい

声が出せたら・・・
こんなときに
声が出せたら・・・

どれだけいいのだろう

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