恋祭 〜キミと見上げた空〜
今は
もうみんな平穏な日々を過ごしている

まるで
祐一はいなかったかのように

私もその中の1人だ

でも
心の時計の針は
あの時から
あの日から
微塵も進んでなんかいない

ふとカレンダーを見る

あ・・・今日恋祭だ・・・

行ってみようかな?
あの日に着ていった浴衣を着て

そうすれば
祐一に会える・・・そんな気がして
去年も行った
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