小さなチョコの大きな恋物語

「ど…どこにつれていかれそう!?」


俺は焦ってパニック状態だった。
俺のせいで…


『そ…そんなの俺に聞くなよ…俺女じゃねえし…』


涼もパニック状態になっている。


「あ!!涼の女に聞けよ!!」


『はあ? あ!なるほど』


涼は電話をかけた。

涼の彼女は三年のギャルっぽい女の子。
涼に一目ぼれして告白したらしい。

それから4ヶ月付き合っている。


『あ、桃?俺だけど…』


じっとしていられない俺はあっちこっち歩きまわった。


『陸!!じっとしてろ!!……あ、ごめんごめん。うん。それで?うんうん。……ああ分かった!!ありがとな。じゃーまた連絡する。』


涼は電話を切ると俺の頭をしばいた。


「痛ェよ!!」


『場所2,3ヶ所聞き出した。行こう。』


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