小さなチョコの大きな恋物語
『美紀もこっちだから。じゃ~ね柚子ちん、陸くん♪』
あのギャル子も手を振りながら涼と同じ方向に歩いていく。
まじかよ!!
ていうか涼の家そっちじゃねえじゃん!!
絶対…2人で帰らせようとしてる…
ちらっと柚子を見てみると、なんかニコニコしていた。
まあ…いっか!!
「じゃあ俺らも帰る?」
『うん!!』
柚子はにっこり笑って一緒に歩きだした。
『陸ちゃん~なんかありがとね。』
「え…いいよいいよ。ていうか俺の早とちりだし…」
なんか今日の俺めっちゃ恥ずかしいし…
勘違いして乗り込んでいったらめっちゃ仲良くなってるし…
口が滑って心配したとか言ってしまうし…←
『なんか嬉しかったよ!』
「え…////」
やばい!!嬉しいけど照れる!!
どうしよ!!何話すんだよ、俺!!