小さなチョコの大きな恋物語

そのまま愛海とはごたごたのまま、夏祭り当日。


「お母さん!!ちゃんと着物着せてよ!!」


『ちょっと黙ってなさい!!お母さんだって一年ぶりなんだから…』


そういう問題なの!?
約束の時間まであと2時間ある。

お化粧してるし、アクセもつけたし…♪
完璧だぁぁっ


『はい。出来たわよ。』


お母さんが帯をポンッと押して笑った。

無事出来てよかった…
の安堵の笑みだった。


ちょうど携帯の着信音がなる。

着信は陸ちゃんから。


「はいは~い」


『柚子準備できた??』


「出来たよ~★」


『なんか兄貴とその友達1名も参加したいって言うんだけど…』


え!?
慎も!?!?


「い…いいよ!!」


『分かった。じゃぁまた迎えに行くから。』


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