小さなチョコの大きな恋物語
「慎」
あたしはゆっくり立ち上がって慎を見た。
「慎はあたしらが本当にそうしたって思ってるの?」
慎の目線があたしに向く。合った目はすごく冷たくて、もう今までの慎じゃないって思った。
『うん。』
「そっか。」
胸の奥が苦しくなってくる。
息が上がって、目の奥が熱くなる。
あの時と同じかんじ。
頭の中のもやもやが大きくなって、なにかがプチンと切れる音がした。
あたしはゆっくり立ち上がって慎を見た。
「慎はあたしらが本当にそうしたって思ってるの?」
慎の目線があたしに向く。合った目はすごく冷たくて、もう今までの慎じゃないって思った。
『うん。』
「そっか。」
胸の奥が苦しくなってくる。
息が上がって、目の奥が熱くなる。
あの時と同じかんじ。
頭の中のもやもやが大きくなって、なにかがプチンと切れる音がした。