小さなチョコの大きな恋物語

俺は大きなため息をついてむくっと起きた。


「兄貴ってさ~彼女いんの?」


『いねえよ』


「作ればいーじゃん」


『ん~』


慎は適当にあしらいながら机に座った。


「好きなやつは?」


『さあね』

< 32 / 167 >

この作品をシェア

pagetop