小さなチョコの大きな恋物語

「撫でるな!!ボケ慎!!そういうことするからゆず姉がマネして子供扱いするんだよ」


陸は笑う慎を蹴った。


『ごめんごめん。何で急にそんなこと言い出してんだよ。』


「べっつに」


陸はむすっとして目線をそらした。


『俺の好きなやつ、教えてやろうか、』


慎がベットにすわり、にやっと笑った。


「え?」


『今同じクラスになったんだよね。分かるもんなら探してみろよ』


慎はそういいのこして部屋から出て行った。


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