小さなチョコの大きな恋物語
『おっは~♪』
芽衣が元気に走ってきた。
今日の髪型は目を引くようなストレートだ。
『あれ、水川…ちゃん?』
『愛海っていいます。』
『あ~愛海ちゃん♪よろしくねん。あたし芽衣。』
『私、前に同じクラスだった人全員苦手な人で…だから一緒に行動してもいいかな?』
愛海はしゅんとした顔で芽衣を見上げた。
芽衣もあたしと同じことを感じたみたいだった。
『いいよいいよ!!一緒に行動しようね。』
そんなときに予鈴がなる。