小さなチョコの大きな恋物語

もっちゃんが入ってきて、ホームルームが始まった。


『最初に学級委員決めたいんだけど…誰かやってくるかあ?』


思ったとおりみんなしーんとしている。


『じゃー俺が勝手に決めるからな。慎。お前やれ』


みんなの目線が慎に向けられる。


『はあ?何で…』


『まーいいだろ。女子は…』


慎なら一緒になりたいかもっ…!!

もっちゃんをがんみしていると、目線がこちらに向いた。


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