いつか…


あたし…
大谷君のこと好きなんや…


確かに…
大谷君は頼りになって
クラスのムードメーカーで
誰にでも優しくて…

って…

あたし何大谷君のこと考えてんの!?

授業中によそ事考えるやなんて…

あたしの馬鹿!  

集中…集中……

てきへんわ!



はぁー…

だって、
今ずっと考えとる人本人が
横で寝てるんやもん…



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