【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参




「どうする?」




「いらないです」





 私が即答すると




 奏太さんは私の手を離して





「ビールもらってくる」





 そう言って



 歩き去って行った。





「…暇だなぁ」




 そのとき。




 後ろから抱き着かれた。





「きゃっ!?」





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