【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参




 これには





 瑛太も驚いたらしかった。





「そうなの!?




 …っ。てててて…」





 驚いた拍子に





 体を動かしたらしい。





 右足を押さえて




 瑛太が唸った。






「出生記録には




 そう書かれていた」





「そうだったんだ」






 瑛太は呟いて




 俺から目を逸らす。





< 118 / 321 >

この作品をシェア

pagetop