【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参





「オマエは何も考える必要はない」






 そう言って




 奏太さんは寝てしまった。




 仕方なく





 私も奏太さんの腕の中で寝た。






 耳に




 奏太さんの心臓の音が聞こえてきた。





 そのテンポのいい音を聞いているうちに





 私は深い眠りに入り込んでいった…。






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