【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参





 翌朝、




 私は目を開けて




 奏太さんの腕から脱出した。




 眠っている間は



 さすがに奏太さんも力が弱いから





 逃げるのは簡単だった。





 服を着替えて




 部屋を出た。






 時計を見ると、




 まだ6時。




 食堂に行ってもしばらく朝食は食べれない。




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