【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参






 目を開けると




 花蓮も目を開けていた。






「戻るか」






 俺が言うと




 花蓮は頷いて





 歩き出した。






「…なぁ」





 俺の呼びかけに




 花蓮が立ち止まった。






「ん?」




< 166 / 321 >

この作品をシェア

pagetop