【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参






 手前で




「オマエは俺のスマホじゃなくて


 俺の代理だろ」





 奏太さんが苦笑した。





「あ、花蓮ちゃんか。



 奏太に伝えて?アジトの場所わかったって」


 


 かけてきた龍太さんが声を弾ませて。




「ホント!?」



「あぁ。場所は――」





 龍太さんの言葉に



 私は驚いた。






「それ、ほんとですか…?」



「うん、ホント」





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