【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参
「ん?花蓮、どうした?」
…自覚なし!?
「…奏太さんって、コスプレが好きなんですね…」
私が言うと、奏太さんは目を丸くした。
「やっぱり、メイド服ですか?それとも、看護婦さんですか?」
「あ…?花蓮…?」
「あ、制服ならありますけど、それでもいいですか?」
「勝手に話進めるな!どういう脳内回路してんだよ!」
「え?脳内会話!?どんなですか!?」
「脳内か・い・ろ!何が会話だ!」
…奏太さんが壊れました。
無愛想な奏太さんが暴走中…。