【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参




「げ!なんじゃこりゃ!クソババァからの電話が十回!?」



 奏太くんは親のことをクソババァって呼ぶ。



 なんか不思議だよね。




「俺、急ぐから!」




 奏太くんはエレベーターホールの方へ消えた。




「あと五分だけど、顔合わせるくらいしない?」



「賛成」




 私と海斗は病室に入った。






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