【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ参
夜。
魁皇や山王、冥王が集まっていて、驚いた。
「なんで皆、いるの?」
「なんでって…祝ってもらうなら、大勢に祝ってもらいたいだろ?」
奏太さんはそう言って、私の腕を掴む。
「どっ、どこに行くの!?」
私が言うと、奏太さんは玲央さんとヒロさんの前に私を連れだした。
「総長、花蓮ちゃん、結婚おめでとう」
結婚披露パーティって、恥ずかしいなぁ…やっぱり。
なんだかすごく照れる。